院長・スタッフ｜千歳市で歯科をお探しの方はかしま歯科まで

私は、北海道大学の歯学部を卒業し、大学院では口腔診断内科学教室（旧第一口腔外科）に入局しました。卒業後は北見で初めての常勤歯科医師として新たな生活を始め、その後は旭川の病院にうつりました。そこで結婚し子どもが生まれ、家族が増えたころにコロナ禍が始まったのです。

コロナ禍は、「当たり前」で「安泰」な状態を大きく変えていきました。このような社会の中では、自分も含めて一緒に働くスタッフたちも、がむしゃらにただ働いても先が見えず、みんなが自分の幸せを見失いがちになる……。このように感じ、現状を何とかしたい、といった思いがつのっていきました。

「人生にはタイムリミットがある」「行動しないことはリスクである」などの思いから、患者さんを幸せにすることを大前提に、自分の医院に関わりのある人たちも幸せにしながら、家族と自分の未来を守りたいという思いで、ここ千歳で開業することを決意しました。数々のご縁やご協力、ご恩があってここまでやってくることができ、感謝の気持ちでいっぱいです。

私は、大学を卒業して10年以上、大学病院や病院歯科で「歯科口腔外科」の指導を受ける機会に恵まれてきました。その中で、患者さんご自身やご家族などが現状をしっかり「理解」し、「納得」された上で、「選択・決断」しなければ幸せになれる治療を行うことはできない、ということを知りました。
それは、たとえほかの人から見て適切な治療だと判断されるものだったとしても、自分で選択した治療でなければ、患者さんは納得できないのです。

満足度の高い治療というのは、ご自身でお口の状態を知った上で、納得できる治療を選択したかどうか、ということだと思って日々治療を行っています。

千歳は、北海道の玄関「口」、そして、お口は身体の玄関「口」です。お口は、人の人生を輝かせる重要な場所なのです。当院では、「お口の中からあなたの人生を明るく照らす」をコンセプトに、患者さんのお口の悩みに寄り添った治療を行います。

当院では、お口のお悩みをどのように解決したら患者さんの未来が明るくなるのか、幸せな結末を迎えられるのかを常に考えるように心がけています。大切なのは、その治療やケアを「した」あるいは「しなかった」結果、どのような未来になるのかというイメージを患者さんと共有することです。

明るい未来を具体的にイメージでき、行動にうつせるように親身になってサポートしますので、一緒に治療を選択しましょう。

かしま歯科は、これからもどんどん進化していく予定です。

まずは、1.5〜2.5次医療を担う歯科医院をめざします。「1次医療」とは、日常の病気を対象とした病院のこと、「2次医療」とは、比較的専門性の高い病院のことです。
地域の歯科医院では対応しきれないような、症状やお悩みを抱えておられる患者さんはたくさんいらっしゃいます。けれども、大学病院や大きな病院で歯科を診療している「病院歯科」などの高次医療機関は、専門性や難易度の高い治療に集中して対応する役割があり、すべての患者さんの治療を行うことは難しいでしょう。高次医療機関で一般歯科まで対応していると、医療機関がパンクする恐れがあるからです。そのため、専門機関と一般歯科医院の中間を担うような1.5次～2.5次医療を行える「強化型歯科医院」が必要なのです。

そこで当院では、1次医療と2次医療の狭間にあるような症状の治療を行ったり、ときどきは2次医療で行われるような高度な手術にも対応できたりするような歯科医院を作りたいと思っています。そうすることで、幸せにできる患者さんが一人でも増えるのではと考えており、そのための場所づくり、人づくりをここ「千歳」で行うのが目標です。
具体的には、5年後までに診療台を5台に増やします。そのうち1～2台は完全個室にして、静脈内鎮静法を活用した手術や治療を行う予定です。有病者や歯科治療恐怖症患者、高難度手術などへの対応力を高め、千歳で希望される歯科治療を行えるよう環境を整えます。

また、ホワイトニングやデンタルエステのような、自身の健康や美を取り戻す場所も作り、ワクワク感と癒しが共存できる空間を提供します。